インプラント治療とは、歯を失った部分の顎の骨に人工の歯根を埋め込み、その上に人工の歯を装着する治療法です。

ネジのような形をしているものが『インプラント』で『フィクスチャー』とも呼ばれます。このインプラントを顎の骨に埋め込みます。素材が鉄や銅などの金属では無く「チタン」で作られています。「チタン」は金属の中でも上質な素材であり生体親和性が高く骨と結合しやすい性質があります。

アバットメントは、埋め込んだインプラントと最後に被せる上部構造を接続するために使用します。チタン製のものとセラミック製のものがありますがより審美性が高いのはセラミック製のものとなります。

最後に人工の歯を被せる事で治療が完了します。多くの場合、セラミックで作られますので本物の歯とほとんど変わらない審美性があります。また、セラミックは強度も高い為しっかりと定期的なメンテナンスを行うことで長く使用することが出来ます。

インプラント治療がすべてというわけではありません。
入れ歯やブリッジにも、しっかりとメリット・デメリットがあります。患者様のご希望や費用面などを考慮し、最適な治療をご提案をいたします。

当院では患者様により安全な環境で治療を受けていただくために『CT』を完備しています。CTは簡単に言うと撮影機です。従来の機器だとレントゲンがあります。このレントゲンとの違いは撮影後のデータが2次元なのか3次元なのかに大きな違いがあります。

レントゲンで撮影されたデータは下記のように2次元のものです。

写真で比べても違いが大きくあるように、CTは2次元では確認出来ない細かい部分までデータをとることが可能ですので、安全なインプラント治療をおこなう際には非常に重要な設備です。

当院ではインプラント治療を行う際に必ず局所麻酔をします。麻酔が効いているか必ず患者様に確認したうえで治療を開始致します。

局所麻酔は手術を行う箇所のみに麻酔をする為、意識ははっきりとしていますが手術中に痛みを感じることはほとんどありません。

『インプラントは痛そうでこわい』という方も安心して治療を受けていただくことが出来ます。